↓ 「大韓ロック探訪記」読了。非常に面白かった。 「男気の国、体育会系の国、それでいてロマンティックなもの好き」な韓国人と接するには「三歩進んで二歩下がる感覚」で突っ込んだ関係を作らないといけないという長谷川陽平さんのその行動力が素晴らしい。韓国に対してだけではなく、外国人と考え方が違うのは当然と認めた上で、お互いをリスペクトして仲良く接していくという、あらゆる国際関係のヒントがここにあるのではないだろうか。いやホント、大袈裟ではなく。隣国の悪口ばっかり言っているような人たちにぜひ読んでもらいたい。
そして、おたくな僕としてはどうしてもレコード屋まわりの話に興味が行ってしまう。僕が幻の名盤解放同盟「ディープ・コリア」に影響されて初めて渡韓したのは1992年、大学4年の時。音楽にあまり興味がない友達と一緒だったから、レコード屋まわりなど殆ど出来なかったが、それでも偶然見つけたレコード屋何軒かで、サヌリムとシン・ジュンヒュンのレコードは結構買えたものだ。辺境レア・グルーヴのディガーなどまだいなかった時代。ジン・レコード、ドール・レコード・・・その頃そんなレコード屋もあったのか。行きたかったな。
- 作者: 長谷川陽平,大石始,ケイコ・K・オオイシ
- 出版社/メーカー: DU BOOKS
- 発売日: 2014/05/16
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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