1990年、僕が21歳の時に江戸アケミさんが死んで、それから20代のほとんどは音楽への興味を失っていた。
それから、大学を卒業して書店に就職したり、海外に行ったりで色々あり、日本に帰って来たのが1999年、30 歳。
帰国後、初めてPCを買って情報を得ることが増えたり、再就職した書店で大学生のアルバイトたちと話す機会が増えたこともあり、急激に新しい音楽をたくさん知ることになった。特にシカゴ音響派や ポスト・ロック、エレクトロニカはすっかり音楽に疎くなっていた僕には新鮮だった。
それから、10代の頃のような音楽熱が再燃したのだ。
↓ Tortoise / Millions Now Living Will Never Die (1996)